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水いぼ(伝染性軟属腫)
概要
伝染性軟属腫ウイルスの感染が原因で、直径1~3㎜の丘状のいぼがポツポツとできます。
いぼが破れて、中のウイルスが飛び散ると感染するので、保育所、幼稚園、プールなどでよくうつります。
アトピー性皮膚炎や、皮膚の乾燥した人にできやすいです。
原因 と 症状
直径が1~3㎜くらいの、表面がなめらかないぼが、胸や脇の下、ひじ、ひざにできます。形の変化が特徴的で大きくなると中心がへこんだ形になります。
普通はかゆみはなく、色も他の皮膚と変わりませんが、一度にいっぱいできるとかゆみを伴うこともあります。
いぼが破れるとウイルスが飛び散りあちこちにうつるので、1個だけのことは少なく、数個から数十個以上もできたりします。
アトピーの皮膚に合併すると、ひっかいてどんどん増えるために、悪化しがちです。
治療
ほうっておいても数ヶ月から2年程度で免疫ができて自然になおるため、悪化傾向がなければ様子を見るだけでよいです。一度なおってから、また再発することもあります。
アトピーの皮膚への合併などで、悪化していくようであれば、特殊なピンセットでつまんで取ったりします。
硝酸銀を塗って水いぼを脱落させたりなど、他の方法もあります。しかし、クリニックにより治療方法は色々ですので、皮膚科や小児科で相談してみて下さい。