- 年齢によって、起こしやすい細菌の種類は違いますが、肺炎球菌やインフルエンザ桿菌(冬に流行するインフルエンザウイルスとは別物です。風邪症状をおこす細菌です)などが代表的です。
- ほとんどの場合、病原菌は血液によって髄液に運ばれますが、まれに中耳炎や副鼻腔炎などから直接髄液に感染が広がることもあります。
- ウイルス性のものでは、夏風邪のコクサッキーウイルス、エコーウイルスや、おたふくかぜのムンプスウイルスなどが代表的です。
- 症状は、熱、嘔吐、頭痛が特徴的です。
- 発熱…高い熱がありひどくぐずって、おっぱいやミルクを飲まなくなくなります。
- 嘔吐…嘔吐を繰り返します。
- 頭痛…少し大きくなった子供の場合は「頭が痛い」と訴えます。
- 髄膜刺激症状…首がつっぱってくるので、仰向けに寝かせた時に首を起こそうとすると、激しく泣くことがあります。大きい子供では、首を前に曲げようとすると、首の後ろを痛がり、うまく曲がりません。
- その他、赤ちゃんでは大泉門が盛り上がったり、痙攣を起こし意識がなくなったりすることもあります。
(※大泉門-赤ちゃんの頭の上の、頭蓋骨の隙間があいている所)
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