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予約が必要で、8月20日が〆切りになります。肥満が心配なお子様がいる家庭の方は、是非ご予約下さい。
小児生活習慣病検診の意義
生活習慣病(肥満、高血圧、糖尿病、脂質代謝異常)は、痛くもなく、自覚症状のないまま、進行します。これは、成人期のことだけでなく、学童期、幼児期、もっと前の胎児期から始まっていることがわかってきました。
学童肥満の40%は、思春期肥満に移行し、思春期肥満の70~80%は成人肥満へ移行します。小児肥満がそのまま成人肥満へ移行すれば、肥満のない子どもより2型糖尿病になる確率は5.4倍、高血圧になる確率は2.7倍と言われます。しかし、小児期に肥満が改善すると、大人になってからの疾患発生率は、肥満でない子と変わりなくなります。これは小児期の予防と早期発見が重要であることを示しています。一方、「やせ」も重要な問題となってきました。気づかないうちに、拒食症となり、ホルモン分泌が減って、生理が止まったり、心臓に障害が出て、入院治療が必要な例もあります。
このようなことから、小児期に生活習慣病の検診を受けることは、大変重要なことといえます。
しかし、健康な子どもたちが検診を受診する機会はなく、血液検査値はほとんどわかっていないため、成人の値を参考にしているのが実情です。
そこで、子どもたちがどのようなことに注意して生活していけば将来の糖尿病を含めた生活習慣病予防ができるか、健康な子どもたちの発育歴、現在の体格、血液検査、生活習慣・食習慣アンケート、1日の総歩数などの調査を厚生労働省に申請しましたところ、申請が認められ今回の検診が行えることになりました。今年が2年目になります。健康なお子さんに、自由意志でボランティアとしてご参加いただけると幸いです。
今回の検診では、動脈硬化の特殊検査も含めており、通常の検診より、より詳しい検査が受けられます。ご参加のほど、よろしくお願い申し上げます。
青木内科循環器科小児科クリニック 青木真智子

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