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 2012年9月から注射の不活化ポリオワクチンが定期接種ワクチンになりました。
従来のポリオワクチンは生ワクチンで、経口（口から飲む）で接種していました。またウイルスが生きているため、ごく稀にウイルスの毒性が復活して飲んだ赤ちゃんにポリオ麻痺を起こしていました。2012年9月から開始になるワクチンは不活化ワクチンでウイルスは死んでおり、このような副作用が起こることはありません。
生後3か月から接種できます。3～8週間隔で3回、3回目の約1年後（6か月後から接種可能）に4回目を接種します。2012年9月の時点では、4回目の接種は定期接種対象外です。効果と安全が確認され次第、定期接種となる予定です。
生ポリオ、不活化ポリオ、三種混合ワクチンのいずれかを1回でも接種している場合は、原則的に単独不活化ポリオワクチンで接種していきます。2012年11月からは、従来の三種混合ワクチンにポリオを混合した四種混合ワクチンも開始になる予定です。
生ポリオワクチンが1回終わっている場合は、不活化ポリオワクチンは3回接種し、合計が4回になるようにします。生ポリオワクチンをすでに2回接種している場合は、不活化ポリオワクチンは接種する必要はありません。
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