お知らせ


2013/03/16更新

首都圏を中心に、風しんの報告が増えています

  • 首都圏を中心に、風しんの報告が増えており厚生省から注意の呼びかけが出ております。
    親御さんを含め、予防接種もご検討下さい。


  • 昨年は2,353例の風しんの報告があり、近畿地方や首都圏での報告が多く、患者の7割以上は男性で、うち20代~40代が8割を占めました。
    今後、福岡にも広がってくる可能性があります。


  • 平成23年度の国の調査では、20~40代の男性の15%(20代 8%、30代 19%、40代 17%)が風しんへの抗体を持っていませんでした。
    一方、20~40代の女性の4%が風しんへの抗体を持っておらず、11%では感染予防には不十分である低い抗体価でした。


  • 抗体を持たない又は低い抗体価の妊娠中の女性が風しんにかかると、赤ちゃんに難聴や心疾患、白内障や緑内障などの障害(先天性風しん症候群)が起こる可能性があります。
    昨年の流行の影響で、平成24年10月から平成25年1月末までに、6人の先天性風しん症候群の患者が報告されました。


  • 妊娠中の女性は予防接種が受けられないため、特に流行地域においては、抗体を持たない又は低い抗体価の妊婦の方は、可能な限り人混みを避け、不要不急の外出を控えるようにしてください。
    また、妊婦の周りにいる方(妊婦の夫、子ども、その他の同居家族等)は、風しんを発症しないように予防に努めて下さい。


  • <風しんの定期接種対象者は、予防接種を受けましょう。>
    【風しんの定期予防接種対象者】
    1歳児、小学校入学前1年間の幼児、中学校1年生、 高校3年生相当の方は、福岡では無料で受けられます(ただし、中学校1年生、高校3年生相当の方は、平成24年度限りです)。


  • また、妊婦を守る観点から、
    特に、
     (1) 妊婦の夫、子ども及びその他の同居家族
     (2) 10代後半から40代の女性(特に、妊娠希望者又は妊娠する可能性の高い方)
     (3) 産褥早期の女性
    のうち、抗体価が十分であると確認できた方以外の方は任意での予防接種を受けることをご検討ください。


→PDF版


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